HSPの人は、刺激の強いものが苦手な傾向があります。
たとえば「激辛料理」とか「グロテスク表現」とか。
なぜかといえば、あらゆる刺激に敏感で、良くも悪くも刺激を感じすぎてしまうからです。
そんなHSPにも、自分のように刺激を好んでしまうHSPがいます。
今回はそんな、「刺激を求めるHSP」についてご紹介します。
刺激を求めるHSP
HSPって、そもそもどんな意味か?
簡単に言えば、とにかく「あらゆる刺激に敏感な人」のことを言います。
そんなHSPにも種類があって、大きく分けて4つに分類されます。
・HSP
・HSS型HSP
・HSE
・HSS型HSE
この4つです。
HSEって何?
新しく出てきましたね。
Highly Sensitive Extoversion:外向性の繊細さん
HSPは基本的に内向的な人が多いです。
でもHSEは外向的、つまり人と関わることが好きなんですね。
でもHSPの特徴も持ち合わせています。傷つきやすいんです。
外交的なのにすごく繊細、シンプルなHSPの人には理解しずらいかもしれませんね。
HSS型って何?
もうひとつ「HSS型」が出てきましたね。
High Sensation Seeking:高刺激探求・刺激追求型
HSS型であっても、もちろんHSPの気質を持っています。
刺激が欲しくてたまらない性格を持ちながら、心はとても繊細です。
このブログを書いている私が、まさにこの「HSS型HSP」です。
刺激を求めすぎるあまり、その刺激で精神的に疲弊することもしばしば。
矛盾の多い性格とも、よく言われます。
激辛が大好き
自分がHSPであることを知ったのは、2018年26歳の時でした。
たまたまAmazonでポチっていた、アーロン博士の本で知りました。
HSS型であることを知ったのは、もっと後です。
まだHSPなどの概念を知らない学生の頃から、「激辛好き」は始まっていました。
学生のころから始まっていた
中学生のころから、コンビニに売っている激辛系のお菓子が大好きでよく食べてました。
「暴君ハバネロ」とか大好きでした。
よくそういうのばっか食べて、親にはよく「体に悪いからやめなさい」と怒られてました^^;
高校生のころには、コンビニに売っている「激辛系カップラーメン」を、新作を見るたびに片っ端から買って食べてました。
大学生のころには、今では有名な「蒙古タンメン中本」を自分で見つけて、ひとりでよく行っていました。
地元の埼玉から都内に来るたび、ほぼ確実に中本は行ってました笑
中本に行くために都内に来ている、くらいの日もありました。
今となっては、昔から「HSS型」が強く出ていたんだなと思います。
たとえお腹を壊しても食べたい
中本の名物「北極ラーメン」ありますよね。
中本のベーシックな辛さの担々麺が「レベル5」ですが、北極は「レベル8」です。
初めて食べた時は、拷問かと思う辛さと、食べた後の辛さによる吐き気があったこともあります笑
御徒町の中本で食べた後、動けなくなったことあります。
でもなんででしょうね?
食べてるとき、ものすごい楽しいし、こんなひどいことになっても、少し経てばまた行きたくなるんですよね。
ドMと言われても否定できません。
たとえ自分に負担になるようなことでも、そこに刺激があるなら求めてしまう。
これが「HSS型」の特徴なのかなと思います。
HSS型ではない人に、この説明で通じるでしょうか?^^;
激辛に関しては、自分にとっては「食事」ではなく「アトラクション」みたいな感覚です。
その刺激を味わいたいからするだけで、食事という感覚は薄い気がします。
ちなみに今は、北極は普通に食べられますよ(´▽`)
まわりからは変態と言われます。
たまにはブレーキも必要
HSS型HSPの典型的なダメパターンとしてよくあるのは、刺激を求めるあまり、その刺激で疲れすぎてしまうことです。
HSS型の人は、とても飽きやすい性格を持っているとも言われます。
少しでも興味のあるものに突っ込んでいき、少ししたら飽きてやめる。
そんなことを繰り返しています。
そのため普通の人より受ける刺激も多いはずです。
ましてさらに、繊細な気質も持っています。
人より刺激を受けやすいくせに、刺激を求めに行っているような状態です。
つけたしておくと、これはほぼ無意識でやってる感じです。
気づいたときにはもう、体力が残っていない、みたいなこともあります。
対策
HSS型HSPの人に必要なのは、ずばり、意識して「休憩」することだと思います。
たぶん気の赴くままに行動してたら疲れ果てます。
「週に1回は家で一人の時間を絶対に取る」
「最近遊びすぎてたから少し休もうか」
こんな感じで、意識してお休みを取ることが有効だと思います。
気質的に一人の時間がないと死んでしまうHSPでもあるので、その時間をちゃんと取れるかってことですね。
両方のバランスを取れたら、この気質をより楽しめるかもしれませんね。
まとめ
今回は、激辛が好きなHSPについてでした。
HSS型HSPの特徴をとらえてもらえれば嬉しいです。
でも激辛は、ほどほどにしてくださいね。
あれは味覚ではなく痛みです笑
自分は大久保にある担々麺を食べて、トラウマになりました。
意識が吹っ飛ぶかと思いました。
アレより上は命の危険笑
Highly Sensitive Person:敏感な人・繊細さん